半導体、国家安全保障、地政学、技術革新、企業経営、組織運営、産業国際競争力、日本の発展・衰退・再興、日米関係、米中関係、シリコンバレー、ラピダス、TSMC、投資ファンド、産業政策
本科目は理工系、人文・社会科学系の枠を超えて広く全学の学生を対象とし、半導体をめぐる世界の諸問題を俯瞰的に理解するとともに、日本社会の未来を自ら構想する力を養うことを目標とする。一連の講義では、現代社会の基盤技術であり国家安全保障の核心である半導体を題材とし、日本の将来像と産業競争力の再生に向けたロードマップを多角的に考察する。日本の半導体産業が発展し、やがて国際競争力を低下させていった歴史を振り返るとともに、その再興に向けた挑戦を、技術革新、企業経営、組織運営、イノベーション創出、日米関係、米中関係、地政学的な潮流変化など、複合的な視点から現代社会の課題を読み解く。現代社会の基盤技術であり国家安全保障の核心である半導体を題材とし、日本の将来像と産業競争力の再生に向けたロードマップを多角的に考察する。日本の半導体産業の発展と衰退の歴史を振り返るとともに、その復活に向けた挑戦を題材として、技術革新、企業経営、組織運営、イノベーション創出、日米関係、米中関係、地政学的な潮流変化など、複合的な視点から読み解く。
中心的な講師としてシリーズ小説「ハゲタカ」や半導体がテーマの近著「チップス」で知られる人気作家の真山仁氏を迎えるほか、本学客員教授であるラピダス社社長の小池淳義氏をはじめ、半導体分野の第一線で活躍する実務家や専門家をゲスト講師として招く。これにより、半導体を起点とする現代社会の課題と日本が進むべき方向について、理論と実践の双方から考察を深める。
1.日本と世界の半導体産業の歴史と現状について、基本的な知識を身につけ、分かりやすい言葉で説明できるようになる。
2.半導体技術の基礎と技術革新、社会実装の現在地を理解し、その社会的、経済的な意義を考察できるようになる。
3.経済安全保障政策の台頭、サプライチェーンの再編など、半導体をめぐる国際情勢の変化を把握し、先端技術、政治、経済、外交、企業戦略の関わりを多角的に分析できるようになる。
4.半導体を起点として日本の産業競争力や国家のあり方、国際社会での日本の役割について主体的に考察し、自らの言葉で将来への展望を示すことができるようになる。
5.第一線で活躍する作家、実務家、学術研究者との対話を通して、現実の社会課題を多面的に捉え、理工系と人文・社会科学系の知見を横断しながら、自ら問いを立て、議論し、考えを表現する力を身につける。
本講義は複数の講師が、半導体を題材とし日本再興に関し、それぞれの立場から知見と体験談に基づく講義を行う。
作家の真山仁氏は、半導体をめぐり日本が直面する課題について問題提起し、学生に向けた「問い」を投げかける。一連の講義を通じ、学生が、その問いに対する「回答」を考え、最後にその内容をプレゼンテーション形式で発表する。
その他の講師の講義内容は以下のとおりである:
・ラピダスにおける半導体産業の復興への挑戦:(小池淳義 Rapidus CEO、兼北海道大学客員教授)
・米国から見た日本の課題、米国の半導体産業とスタートアップ、自律的エコシステムの発展 (John Metzler UC バークレー校ビジネススクール講師)[一部英語]
・台湾の半導体産業の発展過程と今後の戦略(川上桃子 神奈川大学 教授)
など
第2回の講義前に真山仁氏の著書「チップス」を読了すること。貸出を希望するものは、工学系半導体人材育成推進室(semicon@ist.hokudai.ac.jp)に連絡をすること。
各回予習と最終回のプレゼンテーション発表に向けた準備を行うこと。
講義中の議論への積極性、及び真山仁氏により与えられた「問い」に対し、講義の最終回に学生が考えた「答え」をプレゼンテーション形式で発表し、その内容について評価を行う。
企業等における実務経験に基づき、半導体を取り巻く社会情勢に関する講義を行う。
チップス : ハゲタカ6/真山仁著:日経BP,ISBN978-4296210312
備考
Note
備考
Note
履修希望者数が多い場合、抽選により人数制限を行う可能性がある。
対面授業科目《対面のみ》