分類学 系統学
動物(主に無脊椎動物)の主要な高次分類群の多様性を理解する。分子系統解析の原理と手順を理解する。
様々な環境に生息する動物の主要な高次分類群を同定できるようになる:具体的には、土壌動物(貧毛類・線形動物・緩歩動物・ダニ類・クモ類・唇脚類・倍脚類・トビムシ類など)、淡水浮遊性・底生性動物(ワムシ類・プラナリア・ヒル類・蜉蝣目・毛翅目・積翅目など)、海産無脊椎動物(海綿動物門・刺胞動物門・扁形動物門・紐形動物門・軟体動物門・環形動物門・節足動物門・棘皮動物門など)を野外で採集し、場合によって実験室で観察する。一部の標本から塩基配列を決定し、分子系統解析を行う。
野外で実際に動物個体を採集し、実習室に持ち帰って同定・観察・スケッチを行うことを通じて動物の各高次分類群に関する知識を深める。
1.系統解析の基礎を学ぶ(演習形式)。
2.忍路臨海実験所で採集した動物(二人で一個体)をデジタルカメラで撮影した後固定標本とし、その一部(大きな個体の場合)あるいは全て(1mm以下の小さな個体)からDNAを抽出し、ミトコンドリアDNAにコードされているチトクロムc酸化酵素サブユニットI(cytochrome c oxidase subunit I)遺伝子あるいは核コードの28S rDNAの塩基配列の一部を決定する。一連の作業を通じて分子系統学的手法を学ぶ。
3.構内の土壌、原生林、サクシュコトニ川、大野池などに生息する生物を採集・観察する。
後生動物の分類体系における主要分類群の分類学的位置・関係を把握する。
出席とレポート
備考
Note
備考
Note
本実習で小型甲殻類の標本を扱うにあたり、補助教員として小型甲殻類の系統分類を専門とする理学研究院の太田瑞希JSPS特任助教が参加する。
対面授業科目《対面のみ》